光の島

 光の手触りを探していたら、いつの間にかここにたどり着きました。

神様が住むと言われているこの島には柔らかな光が差し込んでいます。

雄大に空を飛ぶ鳥たちも太陽に向かって顔を出す草花も穏やかになびくさざ波も光の粒にまどろんでいます。

ささやかに、密やかに聞こえる息遣い。

祈りを捧げる人々の姿。

願いを込めた皿が割れる音。

静かにゆるやかにたゆたい、滑らかになった時間の中で、

っと探していた手触りを見つけることができた、そんな気がします。

もしも、神様という不確かな存在が光の粒にいるとしたら、、、

私にとって光の手触りを探すこと、それは神様の存在を確かめることでした。